2018年5月22日 19:17

曳家の据え付けの精度

高知県吾川郡いの町で、1階を嵩上げして駐車場にしていた(通称:下駄ばき)お家をお施主さんが高齢になったために、階段の昇り降りが辛い。とのことで、下げる作業をしておりました。

で・・本日、据え付け!!

 

がーーーん。上下がずれてます!!

こちらも!!

 

まあ・・家は重さが異なりますから、1mも上げ下げしたら・・「動きます」

 

そんなわけで・・・

 

こんなにずれてますのを・・・

 

まっこんなもんですかね

 

 

 

そしてボルト締めです。

もちろん・・10cm以上の沈下修正も行いましたので・・

ここまで、ぴったりで無いところも4本くらいは出てしまいましたが・・

でも、曳家がどの程度、精度を追いかけることができるか?を知っていただければ幸いです。

 

ps

曳家岡本のHPもぜひ見てくださいませ。

ps2

急ですが・・

今週末26日(土曜)広島泊
27日は未定
28日(月曜)29日(火曜)熊本泊

の予定で現地調査に行かせていただきます。
「それじゃあ、逢おうよ」とか、

「うちのお施主さんの家も沈下修正したいんで、寄ってよ」というご要望ありましたらメッセージください

 

 

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。