茨城県水戸市で沈下修正工事やってます!
お家の為とは云え、最期までの仕上げをするわけでは無い、私どもが、「追加費用いらないから、ここまで施工平米数を拡げたい」と勝手にやることは、他の業者さんの追加補修工事が発生しない範囲で行わなければならないです。
今回は沈下修正工事の後に内装リフォームをされるということでしたので、ジャッキアップする部屋の内壁をアンカーボルトの再緊結を部屋内から簡単に出来るように巾木ほどの位置をきれいに一旦、取り外して頂いてました。
これで、いつもの「伸ばしナット」も容易に取り付けられます。
そして、さらに嬉しいのは、こちらのお家はアンカーボルトの頭が土台より30mm程度も出ています。
今回、最大沈下部分が55mmでしたので、すると20mm程度の揚げ幅の部分はナットを緩めるだけで施工が可能になります。
少し工程に余裕が出来ましたので、「ふっふっふ。この手間賃、ガッポリ儲けじゃのー越後屋さん」とはならず、じゃあ、もう少し精度を追いかけるぜ~となるのが、馬鹿ドカタ3人組です(泣)
しかーし。勝手に施工平米数を拡げて他の方の仕事が増えてはなりません。
ジャッキアップ=アンカーボルトを緩めなければなりませんゆえ、壁を取り外さないように床下だけで細工しなくてはなりません。
↑緩めたアンカーボルトは据え付け終わりましたら締め付けて、ガムテープで断熱材を補修します。
画面中央の黄色の矢印部分を見てください。ここの土台が下に垂れています。
そして画面右側の黄色の矢印を見ていただくとこちらは跳ね上がっています。
これは、中央黄色部分には、2階が載っていて荷重が掛かっているためです。
この黄色より右側は下屋(平屋)なので軽いので跳ねてしまってます。
※
プライバシー保護の為、お家の全体像はお見せ出来ませんので、イメージカットです。
そこで我々としては一旦、周辺を余分に持ち揚げておいてから、この一番重い真ん中の柱を正規の高さに据え付けておいて、
周辺の土台をアンカーボルトで締め付けて下げることで悪い癖を取り省くという「面倒なこと」をやります。
いつも身内で話すのですが。自分たちをわざわざ出張費を払ってまでご招聘いただいているお施主さん、工務店に誠意を見せなくてはなりません。
さあ!最高の仕上げを堅田さんと、宏くんに託します。
自分は親方として、兵庫県~岡山県~で現地調査をさせていただいてから、
週末は「広島住宅研究会」さんのご招聘で曳家技術を使った古民家再生についてのお話をさせていただきます。
お席の余裕ありますから、近隣の皆さま来てくださいね。
詳細は2回前のブログに掲載してます。
今回は新幹線で行きます!
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