珠洲市の沈下修正工事現場ラストスパート!そして熊本地震起きて思うこと。


7月28日再び熊本県で震度7の大地震が起きました!
ニュースを視ながら、停電が43000世帯にも及んでいる。ということで被災された方の体調を心配するばかりです。
暑い中、エアコンが使えないとなると体調を崩す方も出てくるだろうし、本当に辛いだろうな。
50年前の夏はこんなにも暑くなかったよな。などとそんなことばかり考えてしまいました。
次に思ったことは「手を抜かずきちんとした工事をしてきて良かった」とホッとしました。
正直、世の中の多くの方は水平に直れば良い。これで安心!と喜びますが、水平に据え付け直してからの固定がいかに大切か?を理解していません。


アンカーボルトの再緊結も伸ばしナットも溶接もしないまま、短冊金物で横から貼っているだけの施工をよく見かけます。
それはせいぜい縦揺れに対してはやや抑止効果はあるかも知れませんが、今回の能登半島地震や熊本地震のように横揺れが烈しい場合は抑止力が無いだけでなく土台や基礎梁にボルト穴を開けているわけですから割れを誘因する原因になると考えられます。

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この画像は、宮城県仙台市で地元リフォーム会社が施工した内容に疑問を持った施主が弊社にセカンドオピニオンを依頼して下さった時に撮影したもの。
短冊金物での緊結だけでなく、基礎パッキンの通気性を無くしてしまっているだけでなく、粗雑な基礎補修が判る。
このような施工をしていて、床下に潜って点検した施主が「乱雑でないか?」と質問したところ「東日本大震災以降、何棟か施工したがそのような指摘を受けたことはありませんよ」と返されたそうです。
本当に多くの方は、プロなんだからいくらなんでも安全性に問題がある施工はしないだろう。と性善説に傾いていますが、実際は不勉強で誠意のない業者は少なくありません。



改修工事の多くは、とりあえずお腹が空いているので安いうどん食べよう。というような価格だけで選んで良いものではありません。
ぜひ当職がこうした場合の為に書いた本を読んでください。
(どちらもamazonで購入できます)

家起こし(軸組補正)、根継ぎを行うための実務書

能登半島地震で液状化現象で11000棟が傾いた新潟で、にわか業者の横行に見かねて沈下修正工法をもう1度解説しました。
アンダーピニング工法
耐圧板工法
サイドピニング工法
薬液注入工法
発泡ウレタン工法
土台揚げ工法
の6工法の解説と見積書事例
実際に施工を依頼した建築士の反省報告会
などなど。
本書は弊社が専門とする土台揚げ工法を推奨するものではありません。ホールダウン金物が採用されている築浅の戸建ての場合は基礎ごと揚げる工法をお薦めする場合もあります。しかし全ての工法に於いて接地面の修復の為の入念な充填工事が重要だという考えは共通です。どうか皆さん、プロに相談してみてください。

わざわざ書くのも悩ましいですが、災害が起きるとボランティアの活動が注目されます。
それは素晴らしいことです。本当に立派なことです。
そしてそれとは別にプロが適価をいただいて行う仕事はお金をいただくに足る充分な技術でなくてはなりません。
その為に学び続けなくてはなりません。自分は、引退する前日まで学び続けて改善した方が良いものは変えてゆくつもりです。
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建築関係者の方は、神村 真 先生の投稿もぜひお読みください。素晴らしい有益な情報が学べます。
Facebook合同会社for・神村真の宅地防災講座
お気軽にご相談ください。
また曳家岡本では、全国の建築士会、建築コミュニティ、などで構造+沈下修正工事のセミナーも安価で対応させて頂いております。
090-5143-0607
hikiyaokamoto@gmail.com
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