2026年8月27日 20:17

曳家岡本の耐圧板沈下修正工事は丁寧ですよ~。

さいたま市見沼区で耐圧板沈下修正工事をやってます。

曳家岡本って?耐圧板工法もやっているんだ?と思われる方もいらっしゃるので説明しておきますと、過去投稿を遡っていただくと稀に施工しているのを発見できるはずです。
あまり施工していないのは理由がありまして,
持ち揚げたあとの基礎底盤とGL(地面の表層部)の隙間の充填に手間をかけたくて、そうすると価格が高くなるためなかなかご依頼いただけない。のです。そんなわけで昨年11月の基礎共曳家工事以来の「耐圧板工法」を施工しております。

今回は市街地ですので重機が入りませんから全て人力での掘削。
なかなかの人海戦術でして、老職人 岡本直也もスコップと電動ハンマーを使って作業してます。

基礎ごと揚げる工法のメリットは,アンカーボルトの緊結をそのままにしておけることです。
ホールダウン金物のある築浅のお家の場合などでも有効です。

今回は軽量鉄骨で、柱の真ん中にボルトがあるだろうと推測された為に基礎ごと揚げる工法を選びました。しかし、基礎ごと揚げる工法(耐圧板工法、アンダーピニング工法)のデメリットは外構部分を「根伐り」するために一旦、全て解体しなくてはなりません。これは土台揚げ工法では起こりません。

建築士は建物の構造の仕様や敷地条件から判断して、どの工法が最適解か?をお施主さんにお教えしたうえで、次に予算感を伝える。というのが良いと思います。

8月13日~14日にかけてですが、千葉県では豪雨災害がありまして、数年前にある沈下修正工事業者が施工した床下が陥没して地盤が崩れました。
再修正をご相談いただいたのですが、ご予算のこともあり施工は難しいようですが、ご許可をいただいて画像を公開させていただきます。




しかも耐圧板工法等で使う「架台」が潰れている光景が露出した現場が出てきました、

錆は地中に埋める以上やむを得ないですし、錆しろは1mm=100年と考えるそうですので、まあ良いとして。
問題は、底盤を支える上部の鉄板の厚みです。弊社が今回の現場で使用する架台+専用のサポートと見比べてみてください。

曳家岡本では、豊富な資料画像と48年の経験から沈下修正工事や家起こしについてのセミナーをさせて頂いています。
2冊の書籍では掲載出来なかった画像や話をさせていただきます。

災害が多くなりました。よろしければ話を聞いてください。
hikiyaokamoto@gmail.com


ps
「言問橋」を、ことといばし。と読めるくらいには東京暮らしも慣れてきましたが・・この辺りは路駐や飛び出してくるキックボード、人力車などが多く神経を使います。

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。