新潟市西区山田、最大275mm沈下のお家。
新潟での5棟目の現場です。(元旦の能登半島地震以降では3棟目)

善久から徒歩10分程度の「山田」で同じく土台揚げ沈下修正工事をやっています。

今回もお住まいされながらの工事ですので、ガスや水道をフレキ管(伸び縮み出来る管)にしていただいてます。

画像の真ん中の鉄板が斜めになってないか?
と気がつかれた方は「土台揚げ沈下修正工事検定2級」に合格できます(笑)
なぜ?斜めに鉄板を通しているか?というと下の写真の通り。勝手口のステップがあるため枕木が思うよう組めません。
家をきれいに揚げるということは、正しく反力を採る。ということです。
そんなわけで、鉄板を斜めすることで、敷いた枕木の真ん中にジャッキをセットできています。
ちなみに、本当はここにはジャーナルジャッキを使いたかったのですが、排水管が勝手口寄りに通っていた為、これを割らないようにするために、深堀りするのを止めて3寸角の枕木を選んでいます。

今回は玄関部分も沈下してましたので揚げるためにタイルを切り離ししなくてはなりません。
タイルが土台を引っ張っているわけです。

で、きれいに斫り出しました。

ガレージ側はこんな感じです。

柱勝ち。になっている箇所もありましたので・・・

そのまま、土台を揚げるとホゾが歌う(音を立てて壊れる)危険がありますので、細工をして補強して揚げました。
※
そのまま揚げる業者さんもいるでしょうが、家は揚がったものの人間で云えば関節が弱くなるような施工はしたくありません。
正直、古民家を直すように柱を掴んで添え柱を取り付けてしまえば簡単ですが、すると壁や今回の場合だと扉のフレームも取り外さないといけません。
それゆえ、内壁を剝がして、ホゾを補強する為の「添え柱」を挿入させて頂きました!

よく浴室はどうなるのか?をご質問いただきますが、土台揚げ沈下修正の場合は「新築時からユニットバスである場合は(ほぼ)そのまま揚げること出来ます」
在来浴室(タイル張りのお風呂)もタイルに切れ目を入れさせていただければ揚がります。
しかし、「在来浴室→ユニットバス」に途中でリフォーム変更されているものは一旦、解体していただいて再設置が必要です。

↑解体したユニットバスをガレージの中に養生して入れて頂きました。
通常はリビング等に仮置きすることが多いです。
浴室も、配管を通す為に土台に穴を開けていた+ユニットバスにした際に出窓の位置をコンパネで覆ったのみだったものを、この機会に大工さんに入っていただいて構造補強します。


アンカーボルトの再緊結は土台揚げ沈下修正工事に於いて、ものすごく重要です。
こちらでは、元請けの「にいつ住宅研究所」の大平(おおだいら)さんに確認を取りながら、ガス管に近い箇所では火花の出る溶接は危険ですから、壁を解体して「伸ばしナット」で繋がせて頂きました!
壁の修復費用はかかりますが、こちらの方が引き抜きに対しての効力も強いですから、「より新築時に近い」施工になります。

住みながらの工事ですので床も揺れないよう大引きにもジャッキをセットしてます。


いよいよジャッキアップです!
ps
4月10日(水曜)は「住学」主宰で同じ液状化被害をうけた千葉県浦安市松崎秀樹前市長に新潟に来ていただいての浦安ではどう対応したか?をお話いただくセミナーが開催されました。
当日のセミナーは収録され「住学」チャンネルでご視聴いただけます。


↑記念撮影です。
なぜか?前列センター(汗)。
ps2
お気軽にご相談ください。hikiyaokamoto@gmail.com
5月末には、東京に戻るタイミングありますので関東近郊でもよろしくお願いいたします。
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