明日から盆休みですね!
自分たちは、ようやく竹ノ塚「延命寺」さんの片付けも終わりました。
明日から千葉県市原市に借りている倉庫で、資材の積み分けをします。その後、盆明けに上京してくる大型トラックの戻り便を待ちながら、お休みに入ります。まだまだ暑くて頭がくらくらします。
さてさて・・自分は若い建築士さんとお仕事させて頂くことが好きです。
幾つか理由はありますが、まず、彼ら彼女たちは建築士が増えて来た時代に開業しているので、切磋琢磨されている方ばかりです。
こちらが曳家の技術を説明すると、水をスポンジが吸うように学んでくれます。そして彼らの多くは耐震や構造について気を配っています。
逆に高度成長期に、ベニアを張り合わせたような家を建てていた工務店のオヤジさんたちは、せいぜい昭和50年くらいの知識で止まっている方が多いです。
この世代の方たちは曳家に対しても、粗雑な工事をする土方 のイメージを持たれている方も少なくありません。もちろんそうした工事もあるでしょうが、それは曳家の専門職の仕事ではありません。
新築の世界ほどではありませんが、曳家も新しい住宅に併せて進化しています。
前置きが長くなりました(笑) まーほら。
↑お前がじじいだろ!とお叱りの声が来るかもね(汗)
先日、関東某県のご高齢の工務店社長さんから電話があったんですが。どうも工事計画そのものがおかしいんで、幾つか質問をしました。
すると「ちょっと待って!大工に代わるから!」。この大工さんは少しは判るんですが、どうもイメージが出来ていない。
それなのに2人は、自分たちの「経験と勘」で、話を進めてくる。これは関わるとまずいことになると思って、スケジュールの都合を理由にお断りしたんですが。
再び社長との会話。
「これは全体で1000万くらいの工事だからさ。曳家さんにも150万くらいの予算を採ってるんだけど、どう思う?」
「GLから1m30cmかさ上げして1ヶ月以上置いておいてくれという話ですよね。(工具の輸送と損料を考えたら)まともな曳家ならやらないでしょう」
とお伝えして切りました。
電話越しに伝わってくる2人のツーカーぶりは、お施主さんに対して頼もしい歴戦の社長と職人に見えるでしょう。
お施主さんの希望になんでも、ハイハイと応えてくれる態度にご高齢のお施主さんも喜んでいることでしょう。めでたしめでたし。
じゃないよ!死ね!耄碌じじいども!お前ら!免許を返納しろ!ですよ。
はー自分も、こう云うこと言われないように現役である間は勉強続けて行きますよ!
若い建築士さんに、認めてもらうよう頑張って行きます!
ps
豪雨の中、大型バスに追突されたりたいへんな日々でしたが・・ あれから、まだ1カ月なんですね(汗)
2018/ 8/10 5:52
電車通勤も一旦終わりです。
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