2018年11月4日 20:15

曳家岡本です。58歳になりました。

いや~~58歳になりました。

58歳の自分を想像することなんてありませんでしたから、不思議な気分です。

でも、まあ、本当に色々なご縁をいただいて色々な方々に助けて貰って、自分は思い描いていたよりも、ずっとずっと幸せな人生を歩めているように思います。

 

もちろん、世間の成功されている社長さんたちのように。外食したり、ちょっと旅行したりみたいな余裕は「ほぼ」無いですが(苦笑)

でも、その分、娘たちの教育費にお金を遣ってあげて、自分たちがいなくなった後に困らないように育てているつもりです。

もっとも次女はまたまた「ほぼ」お父さんと口聞かない状態になっていますが。

 

考えてみれば子どもたちが、まだ小さくて、高知からドライブでUSJに出掛けていた頃はとても幸せでした。

「今回は淡路島の青少年自然の家に行くんだよ」と言っておいて、淡路島で降りないで明石大橋を渡り始めた途端の子どもたちの喜ぶ顔は忘れられません。

 

東日本大震災が起って、関東にご招聘いただいたことで、自分と家族の生活は一変しました。

もっとも家内は「私って東京好きながやー」と休日はあちこち探検しておりますが。

自分は過分なご評価を頂いて、それに応えるために本当に苦心しております。

自分は体力がある方でも器用な方でもありません。

だからこそ。自分の最大の武器である(笑)枕木や鉄骨の組み方に工夫を凝らして、「大工さんだけでは出来ない改修」のお手伝いを頑張ってゆきます。

 

ps

来週から埼玉県に出向きます。関東近郊でのご相談ありましたらよろしく御願いいたします。

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。