2018年4月21日 4:30

曳家が語る 家の傾きを直す「沈下修正」ホントの話

曳家が語る 家の傾きを直す「沈下修正」ホントの話

ようやく沈下修正に関する本を出版させていただきました。

昨日から全国の書店、amazon、yahoo,などのネット書店で販売されてます。

紹介文を何度も自分で書こうとしたのですが・・どうしても上手く書けないので、一足先に読んでいただいた須賀かつお棟梁の投稿をお借りします。

 

昨日借りた 明日発売の 土佐派の曳家岡本親方の本を読み終えたき、

あーね、これは曳家技術の紹介でなく、岡本親方が 東日本震災以降 震災復興に携わって来た中で 思うた事、許せん事を書いた本やね(笑)

三章構成 ぷらす 曳家以外の沈下修正業種の紹介、震災当時浦安市長やった松崎さんとの対談 やき、

第1章、地方都市 高知から急に呼ばれたイチ職人が首都圏住む事になった エピソードと、ニワカ業者の紹介が 誰が見ても面白いと思うで(笑)

曳家塾は 色々な沈下修正工法を図でも説明してくれゆうき 主婦が見ても なんとなく理解しやすいと思うき、
設計士や大工も知らん人多いと思いきね、

出版社は 小難しいき カットしたかったらしいけんど(笑)

曳家がやる工事のデメリットも紹介してるくが ニクイき(笑

第2章、東日本震災、熊本地震、今流行りの古民家再生 の内容やけんど、ほぼ 勉強不足とお金儲け先行の業者の弾糾になっちゅうき、痛快やき(笑)
一般の人は騙されん様に、ココを特に見て欲しいき(笑)
家を直す事だけやなく、新築を計画してる人も読んだ方がエイ !

ほいで 一番注目の費用のくの 第三章

浦安元市長との対談は 行政関係の方は特に為になる話やね!

おにいちゃんは もっと小難しい内容やと思っちょったけんど、
流石 、主婦と生活社から出しゆうき
家計を預かる主婦にも分かる内容やと思うたき(笑)

居酒屋の店員さんにも岡本さんの人柄が分かる内容やね(笑)

いや〜、土佐派の曳家親方、こじゃんと凄いわ(笑)
ニワカ業者に嫌われるきね(笑)

長い間 愚痴りながら 苦労して頑張った甲斐があるでね

お疲れ様でしたき、出版おめでとうございますゼヨ(笑)(≧∇≦)

こればぁ濃い内容で 1200円はお買い得やき(笑)

 

amazonでの通販

 

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。