豪雨のさ中、7月末までに据え付けるスケジュールを守るため、まだ通行止めになる前の高知を出て、国道で大型バスに後ろから追突されると云う自分史上最大の事故に遭いました。
幸い大きな怪我は無かったのですが、吐き気が続いているのが辛いです。さてさて、そんなトラブルに見舞われましたので、遅れを取り戻す為に、急遽、片岡さんに参加してもらって4人+お手伝いさん体制で足立区竹ノ塚「延命寺」さんの、沈下修正及び地盤改良のための、かさ上げ工事。
いよいよ据え付け開始です。
資材を積んだトラックが火曜日昼前に到着しましたので、移動で疲れてる2名にはお借りしているマンションで休んで貰いました。
でー自分は翌日からの作業をイメージしておきたくて、1人で降ろすための段取りをしていました。
するとお寺さんが連絡して下さったようで、石材屋さんも打ち合わせに来てくれました。
向拝柱も沈下していたので、その下に設置する石壇を交換するために、準備をしていたのですが、弊社が長期に現場を抜ける間、危なくないように掛けておいたジャッキが邪魔で設置出来て無かったそうです。こうした段取りはスムーズにやれないと予定外に待機とかになりますから早めに解決させられて良かったです。
現状2日間の作業で35cm程下げることが出来ました。
しかし基礎の施工の為とはいえ、値切りの為に深く拡く掘った影響からか?高低差が9cmも出来ていたり(我々は現場を抜ける際には水平を直してから出ます)思ってもいなかったことが幾つもありました。もちろんバス追突が一番ですが。
自分たちの技量で、いつも通り壁も傷めないまま、きれいに据え付けしたいですが。限られた条件下、優先すべきことを守るため見た目を棄てないといけない部分も出てくるかも知れないです。
この数日間は片岡さんとコンビを組んで作業してます。「親方ここはどうしますか?」と尋ねてくれる片岡さんに思わず「親方って辛いですよ。どんな時も自分で解決させないといかんですから」と弱音を吐きながら静かに燃えている自分がいます(笑)
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