2018年7月24日 5:14

西日本豪雨災害で曳家ができるかも知れないこと

日々暑いです。

昼には汗で完全にTシャツびしょびしょなので昼と帰りに着替えています。都会の建築職人は電車通勤も普通ですので周りに申し訳なく思います。汗。

さて、先日の西日本豪雨の被災地からの住宅復旧に関するご相談のお電話を頂いております。

例)法面が崩落して危険な状態の住宅を何か出来ないか?など。

 

自分は、お金無いような神社の向拝柱が斜めになったりしていたら1人で行って直すくらいのボランティアをしようかなーと考えていたのですが。

ある県の行政が地元建築士会に委託して、住宅復旧の相談窓口を開設しているそうです。

自分は、その中で地盤沈下や軸組補正(斜めになった柱を直す)などの実務者としてアドバイスをさせて頂くことになりそうです。

東日本大震災の時には自分の技術がどの位置にあるのか?そしてその後学んだことを活かせられたら嬉しいです。

 

具体的に考えてみたこと

敷地に余裕があるところであれば、一旦、曳家しておいて地盤改良+基礎造り替えして据えつけ直すのはどうなんだろう?

本来、まずまず費用のかかる曳家工事だけれども、壁などに入った泥を出すために1階はほぼスケルトンにするはず。それならば、上腰工法で柱を掴んで持ち揚げれば手間は少なくて済む。連続して4棟くらいあれば資材の運搬費も安くできるよなーー。

地方の曳家としては、まずまずの資材を保有している弊社なら、1棟仮置きしている間に、もう1棟をやれば良いわけだから。ロスをを少なくしてやれないかな?

 

今は東京都足立区のお寺をで地盤改良の為に、GLから2メートルかさあげしていたものを据え付けに向けてラストスパートです。肉体的には歯茎の腫れが退かないくらい疲れています!

自分は、粘り強さだけが良いところかも知れません。もうちょっと頑張ります!

ps

鎌倉市と高知市で沈下修正工事のご相談いただいております。本当にありがたいよーーー。皆さまお気軽にご相談くださいませ。

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