やせ我慢!小さな手間の積み重ねこそ曳家岡本です!
こんばんわ。
現場が動かないんで・・あまり投稿することも無いままです(泣)
この1カ月くらいの間に、新規問い合わせが6件。実際に現地調査させていただいた現場が3棟ありました。
自分にとって今年、最大規模の案件の工事開始が遅れているため、それまでの間に入らせていただければと思っていた高知市内での曳家工事も、お住まいになられているご高齢のお母様の体調の問題で様子見になりました。
こんなにもお話いただいているのに、どの現場も始まらないのは色々な巡りあわせが重なってのことですから。「待つ」しかないです。仕事を埋めるために、組むべきでない相手や粗い仕事になるくらいなら「待つ」方が、ましです。
それでも倉庫での工具のメンテナンスも、まずます終わってしまうと・・閑を持て余してしまいます。
岡山県総社市の板倉式仮設住宅の現場で、かつお棟梁が「曳家岡本」ネタを話してくれて、自分を知ってくれている大工さんたちが 「あの人を遊ばせているのは勿体ない!」と言ってくれていると嬉しい報告をいただくのですが・・それも全て相手があることですから仕方ないです。
でも、来年に向けて大きな工事のお話が4棟来てますので、光は見えています。
新しい現場の写真を見ていただけないので、2005年(43歳の時)に、施工した高知県龍河洞登り口の「大日寺」の書庫の曳家風景を見てくださいませ。
この建物は「蔵」ではありません。
ですが・・漆喰壁がなかなか重くて・・一番下段の画像を見ていただくと判りますが、建物を持ち揚げる鉄骨(H網)をダイレクトに土台に当てています。 これは組みたてるのにかなり手間が掛かったんですが・・曳家している最中に、漆喰壁を傷めないように、荷重の掛り方を据わっている時と変わらないように、こうした手間をしてみました。
相場より安く請けて仕事を切らさないのも親方として間違いではないかと思います。ですが・・曳家岡本は小さな手間を惜しまずかけてこそ、です。
やせ我慢を続けます。
コメントを残す