2019年4月8日 20:06

土台揚げ沈下修正の基礎補修してます。

メタメタに疲れています(苦笑)

かつお親方に型枠コンパネを組みに来てもらいました。

早いっ!!がんがん組んでくれます。

それにコンクリートを流し込んで行きます。

※ここで、かつお親方からの指導が入ります!

「親方のブログ、普通に読んでも意味が判らんき!」

はい。はい。解説しますよ。

土台揚げの場合、普通は、こんな風にきちんと型枠を組みません。

天端の上に、バケツに入れて持って来たモルタルをダンゴを造って置いてゆきます。

で、翌日、乾いたら、そこに上塗りかければ「見た目同じ」です。

自分も表面の化粧にはモルタル使っていますが・・やはり強度を考えればコンクリートです。これも意外と、みなさんしません。

確かにコンクリート扱うと、肩や腕が猛烈に疲れます。

前回のこんなところが・・

今はこんな感じです。沈下量が大きいところ(天端幅の12cmを越えるところ、今回は23cm)は、芯材を入れて、その周りをコンクリートで巻いてしまいます。

コンクリートが固まるまでの間に地震など起きると危険ですから、鉄骨で荷重を受けた部分は残しておきます。

型枠の中に、どろどろにして流し込んだコンクリートは型枠を外すと、つるつるときれいです。

この段階からコンクリート接着剤をたっぷり入れてます。

現場を見に来てくださった元請けの社長さんにも「硬さ」を確認してもらっています。

ですが・・そこから上の部分は「逆打ち」と云って、下から小手で押し上げて付けてゆかなくてはなりませんから、固めのコンクリートを練ります。

これが、なかなか練るのも、付けるのも肩や腕に負担が来ます。

こんな狭いところも、掃除して、かつお親方に型枠をコンクリートビスで取り付けてもらいます。

昨日は日曜でしたが、OBの小松兄に手伝いに来てもらって、他の部分のコンクリートの流し込みを一気にやりました。

小松兄と仕事してみて思ったんですが・・技術や勉強も大切ですが。

我々のやっていることは基本、肉体労働です。

体力があることで解決することも少なくありません。

もっと肉体労働者が尊敬されるようになることを願います。

ps

今日は、このままだと肩を傷めそうなんで、午前中は倉庫に資材を片づけて、午後からは休みにしました。

鍼灸院に行って、ドラッグストアでユンケル買って、タウリンを採るために、するめ食べて、インスタントラーメンに、にんにくをたっぷり入れて食べました。

今、この後の仕事の段取りも、しつつ、一人家に帰ると、死体のように寝ています。

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。