豪商の古民家、持ち揚がり始めました!
そろそろ梅雨入りですよね。
現場もやぶ蚊が出て来て、耳の中を刺されてなかなか痒くてつらいです(汗)
さて、辛いと云えば「仕事」です。世の中に辛くない仕事は無いでしょうが・・豪商の古民家が持ち揚がり始めました。
なかなか重いです。まあ、H網の量と、梁を受けるための枕木の荷重もあるわけですが・・やはり梁や桁など構造材が大きいと重いんでしょうね。
ですが・・白蟻被害で、ホゾがグズグズに弱っているところもあって、揚げていると落ちてきたりします。
今回の工事では30cmほどは切り上げるそうで、しかも土台は総取り換えですから、落としたままでも構わないんでしょうが・・まあ、見た目きれいに揚げたいですから。もう少し付けたままやろうかな。と思って、ジャッキ掛けていたんですが・・夕方、車寄せのあたりが自重で落ちてしまいました。
もちおくりの柱はきれいに揚がってます。でも下の方はカットされるわけです。
床下にも色々と弊社の資材が散乱してしまってます。
今、予定より少しだけ早く進行していますので、来週後半は、現場を片づけたり、添え柱の位置を修正したりの地味な作業をしておきます。
そうしておいて、堅田工務部長と合流しましたら、残りを一気に持ち揚げるつもりです。
本当に大きな現場ですが、焦らず、決して大人数で目が届かなくなるような乱暴な仕事をしないのが「曳家岡本」のモットーですから。
少数精鋭でやり抜きます!
現在は、東京の曳家「匠組」で職長をされていた現・株式会社テクノの小口さんが手伝いに来てくれてます。
小口さん曰く、「次の、家起こしの現場はもっと初めから参加させてもらって、岡本さんが忙しい時に曳家岡本流の家起こしを代わりに出来るようにしておきます」と嬉しいこと言ってくれます(笑)
今では2現場分程度なら軽く、家起こしが同時に出来るくらいの資材がありますので、もしそんなに忙しくなれたなら、助けてもらわなくてはなりません。感謝します。
丁稚を始めたばかりの安岡くん曰く、「大工さんたちも凄いけど。なんでもプロは凄いですよね。自分とか恥ずかしいですよ」と叩きのめされています。
安岡くんには、申し訳ないですが。現場で飲んだお茶のペットボトルの処分や、仮設トイレの掃除をしてもらっています。
身体で現場のルールを憶えてもらってます。
ps最近、家の傾き、沈下修正工事のお問い合わせが全くありません。ぜひ沈下修正工事のお問い合わせもお気軽にメールくださいませ。
小口さんに「いやーこんだけ古民家ばかりやっていると、専門のイメージが出来ているんですよ。凄いじゃないですか!」と言われるんですが・・身体がきつい・・・。
ps2 伝言です。須賀棟梁が当方の部屋に残して行ってくれた刺身醤油は小口さんが使ってくれてます。俺は今日も自炊ですよーー。
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