徳島の家起こしクライマックス!
親方が留守中も、しっかり現場を進めてくれていた、弟子(が不在のため)。ではなくて、須賀かつお棟梁と広島棟梁のお蔭で家起こし快調に進んでいます。
今回は、2階の床は剥がさないで、1階のみを直す。というご依頼ですので、1階の梁を突いて荷重を軽くしておいて、足元を動かす。という工事です。
約14トンのH網(鉄骨)を組み上げているだけでなく、その鉄骨は建物の荷重を受けていますから、本来1トン程度の負荷しか受けていない、その上、梁を突きあげていることで軽くなっている柱は、H網からの反力でまずまず簡単に動きます。
次の奈良の現場をご一緒させていただく、宮村棟梁(元 大和社寺)は「これは凄いよ。本当に凄い!自分が今までやってきた家起こしは、何だったんだろう?」と喜色満面で楽しそうです。
それにしても、本職の大工さんたちの早いこと!早いこと!
みなさま。安い職人を使うと「損」ですよ。
結局、遅くてきれいで無いですから。早くて的確な職人を使えば、工期短縮となって、結局は経費節減となります。
今日は、徳島の日浦棟梁まで応援に来てくれました。
弊社の見習い・安岡くん曰く「みんな早いですよね。しかも、逢って10分で即、溶け込んでやれているのが凄いですよね」
「自分も自分の居場所を創らないといけないですよね。」
堤防沿いに駐車させていただいている車両ナンバーは、
横浜、高知、広島、山口、徳島。まるで東日本大震災の時の浦安のようです(汗)
休憩時間には、
「親方、工具のサイズが微妙に違うのをスプレーとかで色分けした方が判りやすいから、そうしましょうよ」
「いやーー。俺も坊主の頃、全く同じ言葉を云ったけどねぇ。次に使う道具を手が勝手に選ぶようなるべきやろ」
「親方!色んな応援が来てくれているわけだから、みんながすぐに選べるようすることは大事やき!TOYOTAとかは、ゴミ箱にゴミを簡単に入れるようするための細工までしてるんですよ。従業員が、ゴミを落としてそれを拾って入れ直すことで出るロス時間を世界規模の従業員数で試算して、損失と比べて、ゴミ箱を充実させちゅうがですよ!」
「曳家岡本も世界に向けて、効率化して今までと同じ金額で受注しゆうけど。きちんと儲けている会社にせんといかん!」
「そうだ!そうだ!まずは色分けだ!」
今はそんな時代なんでしょうね。
はいはい。効率化、頑張りますよ!
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