2020年1月17日 8:35

さらば徳島:豪商の古民家 家起こし終了!

「はなれ」の方も、自分が資材を高知に持ち帰っているうちに堅田さんが、1・5日で据えつけてしましまして。
あっと言う間の片づけ開始です。


店舗部分も、ピッシッと据わってくれて気持ち良いです。

自分らが、据え付けしている間に、母屋の方もどんどん大工工事が進んでゆきます。

ある大工さんから「有名な文化財修復でも建築士は、歪んだ建物は直してから耐震工事をするように図面には指定しているんだけど。現場監督が 家起こし の専門職を知らないと、ある程度、解体した段階で、現場で大工にちょっとやってみて~と頼んでみて、起きなければ、「やってみたけど駄目でした」という報告をして、後はひたすらゴマカシてゆく現場もある」という話を聞いたことがあるんですが・・

それだけ「家起こし」が軽んじられている。・・・と云うよりは、家起こし工事の真っ当な段取りを、発注する側が詳しくない。というのが現実なんでしょうね。

でも普通に考えて、歪んだ建物を壁や根太で「見た目だけ水平に直っている」ように見せるのはおかしいです。
そもそも荷重バランスが崩れてますから、倒壊し易い状態のままで化粧するなんて、そういうのはどうなのかな???

予算が無い。と、すぐ言いますが・・本気で直そうと考えている社寺や古民家の場合、きちんと説明すれば「家起こししておきたい」と考える方もいると思います。

御世話になった建築士の長谷川さん、丸山さんと。
記念撮影です。

どの現場もそうですが・・家起こし、嵩上げ工事は一緒に作業してくださる皆様にとって、まずほとんどが「初めての工事」です。
親方として、施工精度や摺合せを伝えることが前半では、たいへんでした。

自分にとって、徳島はいろいろと想い出のある街でして。

もちろん「はやしのお好み焼き」と阿南市の、うどん「かまたまーる」の美味しさは絶品なんですが・・・いや。グルメ話でなくて・・


27歳で親方になって仕事が無いことも多くて、徳島ターミナルビルのホテル部分のダクトの取りつけ助手や。
今回の現場からも近い日和佐のトンネルの照明器具の取り換えの人足として来たこともあります。
それがね・・30年後に、親方として、こんな大きな工事を任せていただいて帰ってこれたことを本当に感慨深く、
実は施工中も何度もそのことを考えていました。それと・・

さあ、来週は最後の運搬と引っ越しです。
大きな現場が終って、ホッとしてます。



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2件のコメント

  • 千代崎一夫 より:

    35年くらい前に四国へのキャンプ旅行中に、日和佐の海岸でウミガメの産卵を見ることができました。3日くらいカメの上陸がなくて、本日の予定「竜宮城に聞いて下さい」という標識がありました。親子4人で車中泊をしながら待機をして、見事一泊目のその晩にハハガメと会えました。

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