2020年2月28日 20:29

シークレット曳家!

今回のブログは・・建築士さん、工務店さんは「全米が泣いた!」並みに泣きたくなるような・・恐ろしすぎるようなお話です。

今までも何度か書こうかな?と思っていたんですが・・
いやいやお仕事いただいている建築士、工務店さまに申し訳ないから。とスルーしてきたんですが・・
実は、ここのところ同様の相談が立て続けにありました。
そして、先日、某建築士Tさんから

「建築関係者はもっと失敗経験を共有しなくてはならない!それが後に続く大切な財産になるんだ」

と安い居酒屋で強く訴えられたんで(笑)書きます。

移動の途中で~~。
ローソンなのにタイガース仕様!!

今夜はこの近くのホテルに泊まります。

いやっ。そう、なかなか書き辛い・・
場所とか秘密です。
そして秘密の場所に出向きますから・・シークレットアイドル・ハンナモンタナではなく


て・・シークレット土方「曳家岡本」です。

最近あった事例を書きます。

●木造アパートを新築工事中に、柱が短いことが発覚!!
   >嵩上げして入れ換えて欲しい

●戸建住宅新築まあまあ進んでいるけど、12cmほど基礎の位置がずれていた!
   >簡易な曳家して欲しい

●3階建て木造戸建て新築中に、射線にかかることが発覚!
  >柱を短くカットしたいので、持ち揚げた後、30cm下げて欲しい。

今までも1年に2棟ほどは、「建ててから間違いが判った!90cm曳家して欲しい」とかあったんですが・・上の3例は全て今年になってからです。 これは誰の責任になるのか?そして弊社への支払いはどなたが出すのか? 胸が痛いです。

今までも1年に2棟ほどは、「建ててから間違いが判った!90cm曳家して欲しい」とかあったんですが・・上の3例は全て今年になってからです。

これは誰の責任になるのか?そして弊社への支払いはどなたが出すのか?
胸が痛いです。

また大量の資材が倉庫から出て行きます。

でも、しばらくは、どこでやっているか?書けないよな(汗)




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1件のコメント

  • HM より:

    担当された方からお話を聞いたのですが、某大手メーカー様ですが、大規模分譲地の新築で、敷地の区画を間違って、基礎を施工されたという事例があったそうです。この時は基礎解体されたそうです。費用を考えると利益が全て飛んでしまうような大きな失敗事例は、表に出てこないまま処理されてる事例も、たくさんあるのでしょうね。

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。