2020年5月10日 13:35

千葉県夷隅郡御宿町で古民家の沈下修正工事始まりました!

曳家岡本、久しぶりに関東に戻って来ました!
千葉県建築士会夷隅支部の青柳さんのご推薦でご依頼いただきました。
身の引き締まる想いで頑張ります。

今回はお施主さんご本人が大工棟梁ですので、改修にあたって、こちらが驚くほど解体してくださっていました><。

沈下修正(不陸調整)と場合によっては家起こしをいたしまして。
その後、基礎工事の、嵩揚げをさせていただきます。

※昨年夏に施工させていただいた徳島の豪商の古民家とほぼ同じような工事ですね。

本当は千葉県建築士会夷隅支部にお世話になって「見学会」を企画していたんですが。
ご存じのようにコロナ禍の為にそちらは実施できません。

ですが、ぶらりと現場見学に来ていただくのはOKですので、(お施主さんのご許可は頂いております。)お近くを通ることがあればお気軽にお寄りください。

古民家再生を計画しているけど・・家が傾いているんだよなーとか歪んでいるんだよなー。どう直そうか?とご検討されている建築士さんや工務店さんのご参考になると思います。

20日~25日頃が一番迫力のある場面になっております。

ご希望の方はご連絡くださいませ。
hikiyaokamoto@gmail.com

ps
それと(株)イエサブユナイテッドの荘司さんが、動画を撮影してyoutubeにupしてくださいます。
そちらもご期待くださいませ。


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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。