2020年10月5日 8:04

庭を完成させる為に家を曳く

奈良での仕事の合間に、何人かの方にお時間をいただいてご挨拶させていただいておりますが。
先日、大阪、東京、にオフィスのある「和想デザイン」の信原さんとお会いしてきました。

信原さんとは、さくら事務所関西の大森さんから「岡本さんと音楽の趣味(roostersやARBあたり)が似てる人いるから」とご紹介いただきました。
で、先日は36年前(24歳!)の頃に自分が主催した、その後に有名になったバンドの若い頃のビデオをお見せしますよーと持参して、
それならせっかくだから大きなスクリーンで見ましょう!
と近くの「ブリッジ」(戸田さん 不動産業務、リフォーム)のオフィスに!!

120インチのスクリーンで36年前の映像を見ていただきながら、当時の話をしたりしながら、たまに仕事の話もして素晴らしい時間が流れて行きました。
生きているって不思議だよなー

で・・「和想デザイン」さんって何屋さんかと云うと・・

造園設計をされている会社です。
個人宅から旅館や結婚式場までランドスケープデザインを専門とされる会社です。

昔ながらの造園さんとは、少し違う、不易流行な気持ちをお持ちの方だよなー。
いつか自分たちがお仕事させていただいた建物の庭とかにも参加していただけるチャンスがあれば良いな~と思っていたら・・
先を越されて言われてしまいました。

「庭 のデザインしていたら、この建物がもう少しだけ位置がずれてたら良いけどなーと思うことがあるんですよ。」

「岡本さんとのご縁は、きっとそう云う仕事の為に出来たもんだと思います」

すげーーー!!庭を完成させる為に、家の配置を変える!!


これは相当な趣味人ではなくては出来ないでしょうが・・
でも、世の中は拡いですから、もしかしたらそういうこともあるかもなー。


ps
いつものように(笑)
薬液注入沈下修正工事のパイオニア「平成テクノス」さんにもお邪魔させていただきました。
堀内専務にはいつも世界標準での沈下修正工事の展望を伺います。
ニュージーランドでの施工班に対する白人の差別行為を見ていると、しばらくは海外での展開は控えた方が良いだろう。
ベトナムは地盤が悪いので、国力が増して来て貨幣価値が近づけば進出の可能性はあるよなー

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。