傘貼り浪人気分。
再び時代劇に出てくる「傘貼り浪人」気分です。
年末年始には、合わせて10棟ほどの新規相談をいただいておりましたので、正直、
今頃は千葉県市原市か?神奈川県湘南?で、工事させて頂いているつもりでした。
しかし!世の中は甘くないです!
1月も終わろうとしているのに、決定の電話は無いままです。
で、何をしているか?と言うと。
工具のメンテナンスや、エンディングノートの作成などをしています。
一昨日は、高知市の「新改エンジニアリング」城山社長の工場にお邪魔して、
サイズ違いのナットで締め込んでしまったために外れなくなっていたボルトを直す作業をさせていただきました。
「やっぱり道具やろ(笑)」と言いながら、ご指導頂きました。
一昨年の徳島県の登録有形文化財 廻船問屋 母屋「谷屋」の家起こし(軸組補正工事)の際に、急に決まったために人員が間に合わず、お手伝いさんを入れ替わり使った為、違うナットで無理矢理締め込んでいたものを、倉庫でより分けて「いざ鎌倉!」に備えて準備しておくわけです。
新改エンジニアリングの城山社長に
「岡本さん。うちに頼んでもらったら20年 故障しない。でも安くやるところに頼むと10年しか使えない。どっちが得か考えて欲しい」と伺って、
自分も頑固に信じる道を歩もうと改めて気づかせていただきました。
20分くらい、土台揚げでの沈下修正工事の説明してます。
一般の方や建築学生さん向けの初歩的な内容です。
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