2021年2月5日 22:29

駐車場の無い暮らし

近々、昨年末以来、1か月半ぶりに上京します。
有名な武将をお祀りされている神社の曳家工事の概算見積もりを出していたんですが、
「前向きに検討したいので現地調査に来てもらいたい」というご連絡を頂きました。

これは、物凄く都心の神社ですので、決まったら電車通勤だなー。
なるべく繁華街を車で走りたくないですから。
そういや、↑の画像は渋谷ですが、かつて渋谷の円山町(ラブホテル街)の奥まったところで,
沈下修正工事の見積もりをした時に、🅿代を調べて驚愕しました。
たぶん1日 7000円くらい必要でした。
元請けには、現場に乗り上げて停めろ。と言われましたが、そんなことをしたら工具を降ろしたり、コンクリートを練るスペースが無くなりますので「出来ません」と答えたんですが。
結局、決まりませんでした。

駐車場と云えば、自分は通年同じところにいませんゆえ、月極め駐車場を借りてません。
↑の画像は、右手に見えているのがLIXILさんの本社ビル。その奥、隣は、ヒューレットパッカード日本本社です。
自分の借りているマンションは、このヒューレットパッカードの裏手にあります。
この辺りの🅿代金は24hで1400円前後です。錦糸町に近づくと2400円くらいまでゆきます。
高知の家の近辺だと、300円前後です。
まあ、金額はそれぞれなんですが、固定で借りている駐車場が無いと、出庫して再び入庫したい時に
満車だと、駐車場難民になって、近くのショッピングセンター等で時間を潰さなくてはなりません。
疲れて帰ってきて、すぐに駐車場に車を停めることの出来ないのは、なかなかきついです。

しかし浦安時代にもあったんですが、石巻での長い工事から帰って来てみると空きスペースに勝手に駐車されていて、結局、その夜はコインパーキングを利用しないといけなくなってしまいました。
それ以来、契約駐車場を借りるのを止めました。
でも、再入庫の際の空きを気にしなくて良い生活に戻りたいなー。としみじみする次第です。


↑の画像は、淡路島SAからの明石海峡大橋。
今回は車で行くか?飛行機利用か?まだ決めていないんですが、いつもは、この淡路島SAに休憩で寄ると、子どもたちが小さかった頃。
家族旅行でUSJに向かっていた時の、子どもたちの笑い声を思い出します。
自分は、今、次女に「時代遅れの恥ずかしい父親」として嫌われています。
東日本大震災から間もなく10年となりますが、
あの時に色々な考えを持って東京に残ったために失った家族との時間。
それでも、人は生まれてきて誰かの役にたつことが、こんなにも嬉しいことなのか!と思った日々。

画像は昨年、クリスマス時期にやはり現地調査の後、お時間いただいた千葉県建築士会会員の大森先輩と津田沼の焼酎バーにご招待いただいた際の1枚。
ほろ酔い気分で良い顔してます(笑)
大森先輩は、和風住宅設計、歴史的建造物の保存、茶室、社寺の耐震補強等を専門とされています。改めてご馳走さまでした!!

最近は再びコロナが猛威を奮ってますので、なるべくステイホームです。
今まで自分で淹れたことなかったんですが、同級生の下元くんが経営している「ラテンコーヒー」(高知ぢばさんセンター東100m)で挽いてもらった豆を使って家で珈琲。自分で淹れると安いよなー。

お気軽にお問合せくださいませ。
hikiyaokamoto@gmail.com

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。