愛知県瀬戸市で沈下修正工事やってます:工具解説編
愛知県瀬戸市で、お家の沈下修正工事+土台の引き締め工事を始めてます。
時々、基礎の立ち上がりの際に、ガス管などが通っていることがあります。
↑の白い管は埋設されていたガス管です。
こういう部分があると、上の画像のように「ブリッジ」で鉄板を渡す際に、今まで使っていたものより少し長いものでないと使えませんでした。
なので、従来より20cmほど長い鉄板を注文しました。
今、鉄、高いからなかなかの金額でしたが、現場作業はまたまた改善されました。
今、施工中のお家の基礎は無筋ですので、出来る限り「ブリッジ」で掛けることで現状の基礎に負荷を掛けずにジャッキアップ出来る。というものです。
でも、これを床下に這って持ってゆき、寝たままの姿勢で、土台に当てる為に手首の力だけで持つのはなかなか辛いものです。
爪ジャッキを使えば、こうした重いものを床下で持ち廻る必要もないだろうに。と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが。
誰がどう見ていただいても、この揚げ方が土台揚げに於いては一番、安定感がありますので手間を惜しまない小心者集団としては、重い鉄板を使い続けます。
そして今回、現場に到着してすぐに着手したのは「昭和ボルト」の手配です。
上段が「昭和ボルト」
お家が傾いて、その影響から敷居や床に隙間が出来ていた場合は引き締めて隙間を詰められなければ、柱は斜めになったままです。
埋め木をすれば良いものではありません。
こんな感じです。
これは今回の現場の画像ではありませんが、今回はこの参考画像より症状が重いです。
なので床下にボルトを貫通させて土台を引き締めてゆかねばなりません。
この先端が外周部に関係する部分はボルトの頭が水切りなどで出てしまうと困りますので、先端がコーチボルトになっている「昭和ボルト」を使います。
で・・以前にこのボルトを使い始めた頃に、M12サイズでやっていたので、今回もそのつもりで、千葉県いすみ市の倉庫からM12サイズの長ナットなどを持参していました。
しかーし!もちろん近隣のホームセンターでは「昭和ボルト」の取り扱いは無く、夜中にホテルに帰って調べるのですが・・ステンレス製のものであればM12サイズがあるのですが、なかなか高級です。
家を引き締め始めて金具が足らなくて作業が止まるのは避けたいですから、
予備も含めて20本購入しておこうと思ったのですが。
今後のことも考えて容易に入手できる4分(w 1 /2)に全てを取り換えることにして、各部品の注文を済ませたのは愛知県入りして3日目でした。
※3分では小さくて強度が足らないです。土台への欠損を考えるとM12が最適だと考えていました。4分だと自分のイメージより3mm大きいです。
自分らが使っているノロタイプのコンクリート接着剤は買いだめしておいたものから持ち込みました。
本当に自分らは消耗品も含めて他の建築職人さんと使用する工具も資材も互換性が少ないゆえ苦労します。
今回は、埼玉県行田市の後に次に向かう予定でした現場がユニットバスの解体、再設置をしてくれる業者さんのスケジュールが合わず、予定を組みなおそうとしていた時に、ご依頼いただけてたいへん助かるとともに、準備不足ゆえ到着してからみんなに苦労かけています。
それでも「ボートが岸に着く頃には全てが上手くゆく(ゆかせます)」よう段取り頑張ります。
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