東京都大田区で沈下修正工事やってます!
ある補償工事の積算の問い合わせで「ざっくりで2000万円」と答えたら、
「そんなにもかかるんですか!!」と言われたので。
「この建物を解体して復元すると2億円はかかりますよね?」と云うと、
「いやそれでは収まらないです」との返事。
じゃあ!!!2000万円高くないではないか!!堅田部長に言わすと「親方 顔色変わってましたよ」だそうです(汗)
なんかなー。議員さんや、建築士さんに対しては失礼な発言を控える方も「職人」に対しては言うよな。むかつく。
東京都大田区で沈下修正工事をやってます!
この辺りも当然、地価は高額で、土地の有効活用のために要塞のような擁壁の上に、お家が並んでいます><
プレ老人の当職としては、これ高齢になるとつらくならないのか?
それとも日頃の鍛錬になるのでこれは良いことなのか?などと遠い目で考えてしまいます。
こちらのお家の沈下測定は、なかなか一筋縄では行かなくて、業者を変え、お施主さん自身もレーザーポインターを購入されて計測されてたんですが。正解が出ないまま、とうとう弊社が床下基礎天端で計測して、正解を提案するということになりました。
なので、徳島の現場終わってから、高知県で親方業があった自分の代わりに、堅田部長に一足先に計測に入って貰いました。
常識的に考えれば、切土側の沈下は無く、擁壁側の盛り土部分の転圧不足による圧密沈下と考えられるのですが。
2階の廊下部分に短い距離で目立つ傾斜がありました。
自分としては、この廊下は切土に接していますから、沈下しているとは考え辛く、床貼りの施工ミスを疑っていました。
結果、自分の予想通りの沈下でした。
裏側のウッドデッキ周辺の4mm程度の沈下も、基礎天端では計測出来ませんでしたので、これも床の貼り方に問題があるかもです。
ジャッキアップは、拍子抜けするくらいあっさりと揚ってくれました。
これは上部がしっかりしていて、下方に引き込んでいるアンカーボルトを緩めたせいで「家が自力で戻ろう」としてくれたお陰です。
徳島の現場のように、なかなか揚ってくれないお家もあれば、こうしたケースもあります。
堅田部長、宏くん。たいへんな床下での作業ご苦労様です。
元請けのセダー建設(創業101年!年間400棟) 若杉社長も確認で、床下に入ってくださいました。
「やっぱり確認してもらえるとスッキリするよな」とは、堅田部長の言葉です。
スッキリと云えば、基礎の中に先端部分が埋め込まれていた使われてない配管を取り出しました!
「自分の工事さえ終われば良いんでない?」という業者さん、まだまだいますよね。
ちなみに、ご近所の「安く直してくれる」と評判の工務店さんに御願いしたら、
「この程度なら床の貼り換えで直りますよ」と直したものの、1階を歩くには良くなりましたが。
窓もサッシも斜めになったまま、しかも2階の床はもっと斜めになっている。ということで、
「やっぱり沈下修正工事を御願いしたい」とご依頼いただいたら、直したら逆に1階の床が斜めになった。という笑えない悲劇が、
今もあちこちで起きています。
ps
失礼なことを言われてむかついたオヤジを癒してくれるスナックで一人酒です。
真面目にやってますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
hikiyaokamoto@gmail.com
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