高知県土佐市で土台揚げ沈下修正工事です。


高知県土佐市で土台揚げ沈下修正工事をやってます。
土台揚げの場合、玄関部分や風呂場のタイルの縁切りは必須です。
どれだけ土台より上部を傷めずにきれいに切り離すか?その配慮ぶりで、その施工者の誠意が見えるというものです。

ここはタイルの貼りつけが厚くて6cm近くあります。
切れ目を入れてますが、傷めないよう気を使います。

傷めないようにと云えば、今回はたいへん大きなお家でして、1階だけで45坪ほどあります。
下屋と2階の接合部に「谷」があります。
沈下している側を早く揚げてしまいたい気持ちに駆られますが・・
2階が乗っている部分をほんの2mm程度勝たせるつもりで揚げないと、「谷」を傷めます。
ジャッキアップ前には、堅田部長と確認です。
「そんなこと言われないと判らない奴は曳家辞めろですよね」と自信に溢れた言葉を聞きながら、
頼もしいい先槍りの存在を嬉しく思います。

小心者の自分ですが、平屋部分については、出来る限りコーナー部分のオリジナル基礎を傷めないように「ここまで逃げても持つ」という何センチ寄せるか?を攻めてゆきます。
それと今回は、一部を省いて高知の倉庫から出した資材でやりくりしてますので、軽い部分は、安い中国製のオイルジャッキを使ってます。
「弘法筆を選ばず」と云いますが、自分は工具選びまくりです。


今回は150台くらいのジャッキを使用してますので、大引きの受けなどには、最近ではめったに使わない建築ジャッキさんにも出てきていただいてます。


木村建造 木村棟梁の主宰される「大工の会」に参加させていただいて、ご縁をいただいた電動工具メーカーMAXの窪さんより、
「普段は東京の事務所にいらっしゃいますか?」とメッセンジャーが来たんですが。
もちろんそんなわけなくて「うちは、自分を入れて3名だけの小規模事業者ですから、一緒に回ってますよ」と返信いたしましたので、↑は証拠写真です。
でもねー。
ベルナルド・ベルトルッチが潤沢な予算で「ラストエンペラー」を撮影しているスタジオからさほど離れていない場所で、
ピエロパオロ・パゾリーニは乏しい予算で「ソドムの市」を撮影していたわけですが、(その非業の死を省けば)彼はそんなに自分のことを不幸だと思っていなかったと思います。

曳家岡本は決して大会社でありませんが、自分は自分が「想像する」施工品質を理解してくれる仲間と、それを支持してくださる依頼主さんに恵まれています。
※お気軽にお問い合わせください。
hikiyaokamoto@gmail.com
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