新潟で新築並の水平を追いかけてます!
新潟県日本一暑いです。老人になると(新潟のNHKニュースでは「63歳以上の老人が熱中症に倒れて搬送されてます」と言ってますので!!)
一流の老人として、なるべく余計なものを増やさないよう気をつけたいところですが、
汗でニッカズボンが太ももにくっついて動かなくて破れました。
サトウ工務店 佐藤社長に「新築より精度高い」とお褒めの言葉頂いて有頂天です(笑)
イタウバ(ハードウッド)を揚げ幅に合わせてカットして据え付けてゆきます。
そして伸ばしナットを締め直し。
自動ドアのフレームを浮き上がらせる為に、周囲を斫っていたけど。
出入りされる方への配慮から砂を詰めていた部分も砂を掘り出してモルタルを詰めます。
この玄関ポーチ部分の屋根を支えている鉄製の丸柱も揚げた分、再接続です。
基礎天端詰めですが、最近は左官業のお父様のアドバイスを頂いた堅田案で先にハイフレを吹き付けておいてから施工してます。
曳家岡本では逆打ちしても垂れてこないようにアルカリ性の接着剤をモルタルに混ぜてます。
堅田さんが、自分の好みの「粘り」具合を造ってみせてから、宏くんにバトンタッチ。
今回は夏場なので、モルタルが固くなるのが早いので、砂1袋づつ造っては使い切ると次を造る。という一番良い状態のモルタルを詰めるようしています。
ちなみに接着剤も工場から出荷されたばかりの活きの良いのを使ってます(笑)
少し黄色ぽいきれいな緑です。
来館者用のトイレの仮復旧を済ませて頂いて、その外周の基礎修復をしています。
曳家岡本では横筋を切断した場合は、両側に30mmづつの被りを採って溶接することを標準としていますが、
サトウ工務店佐藤社長と協議して、施設の特殊性から溶接は避ける。
それゆえ、斫穴を現状より大きくせずに、結束線で結ぶ。という選択となりました。
実際には、この10cm下にも横筋が存在してますので、充分だと判断しました。
今回は、佐藤社長とお施主さんが、現場見学をOKしてくださっていますので、
過程を見に来てくださる建築士さんもいます。
「住学」メンバー。イロハスタジオ石田泰弘さんのコメントを掲載させていただきます。
「今日のモルタル詰めは、 堅田さんが言われてたように、地味な作業であとからは見た目ではわからなくなってしまう部分でしたが、 ただひたすら真面目に誠実に作業をする姿を拝見させて頂き、説教して頂いたようで背筋が伸びる思いでした。
土台揚げ全般通して見聞きしていて思いましたが、岡本さんが他社のことを言われるように確かに手を抜こうと思えば抜ける部分が多く、 曳家岡本さんのようにプロ意識やプライドがなければ、良い成果が担保されないだろうなと思いました。
作業員全員の意識を常に高い状態を保つのは難しいと思うので、大企業の従業員が多い会社には真似できない仕事だと痛感しました。 今日で現場にお邪魔したのは3回目でしたが、さらに理解を深めることができました! 大変ありがとうございました!」
↑上塗りかけるから、少し引いておいてということで、見た目悪いです😢
いや~~そこまで自分ら熱くないと思うけど。
小鳥さんも暑さの為に、ここから動かないんで。心配になってスタッフの方に緊急連絡。
休んでいただけらしく無事飛び立ってくれました。良かったです。
ちなみに、自分はミミズやアマガエルさんたちの命もかなり救ってますんで、そのうち動物さんたちから感謝状貰えるかもね(笑)
ps
どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。
web上での概算見積もりは無料。現地調査をさせていただくと交通費+3万円ですが。
近くを通過している時なら、遠回りにならない範囲なら追加の交通費は頂いていません。
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