アパートの沈下修正工事と讃岐うどん!

高知市朝倉でのアパートの沈下修正。
基礎天端の上に置くスペーサーの角度を追いかけるためにルータを使って磨いています。
このスペーサーを何枚かのライナーを重ねて代用する方もいますが、自分たちは地震時に横揺れした時に崩れやすいと考えて出来るかぎり1箇所ごとにスペーサーを測っては切って、挿入しています。
床を撤去しているとは云え、2×4なので根太?を取り省くことは水平構面を崩しますので出来ません。
なので、宏くんはいつものように床下を潜っています。
外階段の沈下量の測定は、廊下部分で診ても勾配を付けているので正確には導けません。
なので、1階に降りて、フレームからも測ります。
結果20mm揚げて、立も直しました。
掴んだ柱の下で作業がし易いように枕木を組んでいると、現場に残っていたほとんどの枕木を使い切ってしまいました。
堅田さんから「親方は夢中になると材料を遠慮なく使いますよね(笑)ホントにもう(苦笑)
今回の現場は、鋼製束も全てアムハード小西製を使うことにしました。
正直、原価は3割くらい上がりますが、通常の鋼製束の耐荷重が2トンに対して4トンあります。
もちろんここまで必要ありませんが、今回のような2×4だと柱に近い役割を担っている木束もありますから強い方が良いだろう。とそうしました。
基礎梁がかなり内ぶりでしたので、中からも型枠を組んで角を付けました。
床を解体して貰えたのでこうした作業もサクサク出来ます。
型枠を外した後を別方向から撮影。
レーザーポインターで報告用のレベル撮影です。
また、新潟に戻る前に沈下量の大きなケースに対応するための小型の耐圧板架台の試作をお願いしたりもしました。
これは105mmの土台に対して使えるように90mmサイズとして、120mm~170mm、160mm~220mmで使えるものを造りました。
縦に100mm以上の木製のスペーサーを挿入した際の従来の基礎梁との連続性が大きく失われることを防ぐために架台を置いて、周りをモルタルで巻けばより良くならないか?と試作したんですが・・。
既存材料のサイズがやや大きく、被りが足らなくなるので、逆に基礎梁を破断させるリスクもある。と生産を迷っています。
しかし、これはなんか別の状況では有効かも知れません。
製造への最低ロットなどの問題もあるんで、曳家岡本時代には導入する機会は無いかも知れませんが、次世代の引き出しに入れておいて貰います。
さて、お昼です。次の冬まで四国に戻る予定はありませんので、なるべく四国の味を愉しんでおく。というミッションがあります。
久しぶりに旨いうどんを食べました!なぜか?今の現場の周辺は本場香川県のようにメイン通りではなく、住宅街にポツンとうどん屋が何軒もあります。
その中でも、ここは大当り!!讃岐うどんならではのイリコに、おそらく高知県民向けにやや鰹出汁をブレンドしてます。
出汁が旨いとネギが美味しく感じるんですが、久しぶりにネギが美味しい!!
思わず、家内はもちろん、新潟のなおきん住学前校長と庄司書記長を案内したいなーと思いました!
昨年の新潟での体験をベースに怒りに燃えて、執筆した「建築士が沈下修正工事を相談されたら読む本」(仮)の原稿執筆も終わってホッとひと息(笑)
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