2025年5月28日 19:47

県外からなのに建築のプロである建築士からリピートいただけることの嬉しさ。

人見美奈子と書いてと読む。
とにかく決断が早い!そしてお施主さんに対する誠意が凄い!
なんだかんだで、m-studio(エム・スタジオ) – 女性建築家とつくる新潟の新築注文住宅・リフォーム人見さんが、同業他社から弊社に乗り換えてくださって3棟目(この後4棟目、もしかしたら5棟目も控えてます)。


風呂場廻りが蟻害で大きく傷んでいることが発覚。ご予算のこともありますので施工範囲を狭めて浴室をいじらない選択もご検討いただくべきご判断を仰ぎましたが・・
「やろう。お風呂はユニットバスに換えるから解体しよう!」


凄まじいスピードで解体撤去をしてくれる堅田さんと宏くん。

翌日の夕方にはユニックで回収に来てくださる業者さんも即手配!
本当に人見さん段取りも良いです。

解体終わったら浴室の傷んだ構造材の入れ換えです。
こちらは堅田職長の飲み友達(笑)佐藤大輔棟梁が来てくだいました。
しかし・・・2階のトイレの配管などに阻まれて、長い土台を入れ換えることが出来なくて、継ぎ足しが多くなったので。
赤塚の倉庫からサッポードになる材を運んで仮柱として継ぎ目は関係なく持ち揚げられるよう細工をしました。

浴室との対角の位置を僅かに揚げないとバランスが悪くなるのですが、そこは増築しているために前の基礎梁が残っていて入ってゆけない!!これも人見さんが「GO!」と言ってくださり僅か5mmの為に人通口を開けさせていただいて、ジャッキアップしました。



予定の日数を越えてしまいましたが、ベストは尽くせたと思います。

ちなみに、この現場では自分と入れ代わりに堅田さんが忌引きで帰省しました。
本当に旅暮らしはたいへんです。喜んでいただけること、
人見さんに「レベルが違うよ」と言っていただけることがモチベーションとなります。


先日、次女が新潟に来てくれました。
彼女が原宿にあったネスパス新潟にアルバイトに行かせていただいたことから新潟とのご縁が始まりました。
賄いで食べていた「ブリかつ丼」と再会するためでした。

お父さんは、日本海を視ながら、いつまでこんな生活を続けられるのだろう。と黄昏れます。

ps
いよいよ来週6月5日はビックサイトでの「住宅ビジネスフェア」で登壇させていただきます。
4日からずっと会場内(主に住学のブースあたり)にいますのでお気軽にお声かけください。

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。