広島の古民家!引き締め完了です!
広島での古民家の沈下修正はその後も、びっくりするほど順調です。
上の画像は、外壁に塗り込められていた門柱が15mm程度、引き締められて隙間が出来たところです。
逆に隙間のあった敷居は、この程度にはくっつきました。
どうやって、引き締めしているか?と云いますと・・まず水平に直します。そして、何ポイントか選んで、12mmの全ネジボルトを貫通させます。
本当は柱ではなく、土台に通したいところですが・・伝統構法ゆえ土台がありませんので、柱に通しました。
で。お隣の立派な擁壁を利用させていただいて柱を押します。
そして、それを引き締めるだけで動くわけないですから・・全てのジャッキを「かやし(突き掛け)」
以上で沈下修正+引き締め工事は終了です。
これから床下での基礎補修です。
僅かな隙間にモルタルを詰めるために、ベニヤ板を利用して、押し込んでいます。
ここまでやったところで、元請けさんから、「月曜日に大工さんを入れるので、作業を停めておいてくれ」との要請が来たので。
再び日曜日をお休みしました。
広島市内はホテル、駐車場代金がなかなか高額なので、ちょっと辛いですが。まあ順調に進んでいるので、良しとします(笑)
ps
この後、大きな現場が続きますので、とうとう枕木を1000本注文しました!!大阪に下見に出向いたり、サンプルを取り寄せたりしておりましたが。強度と価格で納得できる木材に出逢いました!たぶんほとんどの方が知らない木だと思います。マレーシア産のハードウッドでパウキジャンと言います。現場に来ていただいたら枕木も見てみてください(笑)
ps2
高知県で先代(父親)と同期でした、曳家さんから資材の譲渡についてお電話いただきました。何年かぶりで、またこのような場面に逢いました。次の使い手がいなければ廃棄されるかも?の資材を自分が助けることができるのか?責任は重大です。
コメントを残す