基礎の造り替えのための理想的な工事風景

とうとう枕木の組み換えも完了して一時撤退です。
この間に地盤補強(薬液注入工事)+基礎の造り替えをします。
基礎屋さんが型枠を組めるように立ち上がりから、枕木を逃がして荷重を受けてゆきます。
外周部は基礎から20cm程度の逃げ。
内部は30cm逃げています。
右側の残す客殿の狭い通路には、そのまま枕木を組むと、逃げが少なくなりますので、上部に斜めに鉄骨を通して、内側の枕木と渡しました。
これから2カ月間、この状態で仮置きしておくわけですから、「こんだけ枕木を組まれたら基礎屋がやり辛いよ」と言われても、危険の無いように受けておく責任があります。
曳家する敷地が無いため、その場で高く持ち揚げておいて、その下で施工するわけですが。最近はこんなにも高く嵩上げするご依頼は費用の関係でなかなか無いです。
それでも、基礎の造り替えにしても理想的ですよね。
ps
先日、発売されました拙著「曳家が語る 家の傾きを直す「沈下修正」ホントの話」が故郷・高知県の「金高堂 土佐山田店さん」の「郷土本コーナー」に並べていただいていたと連絡をもらいました!
twitterで見かけたんですが、なぜか?北海道の「宮脇書店 帯広店」さんが「この本、お薦めです」と書いてくれていました。
みなさん。どうぞ買って!読んでレビューを書いてください!!
応援よろしく御願いします!!
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