2022新年あけましておめでとうございます!
いつか、現場で堅田さんや宏くんと、汗を流しながらH鋼を組んだことや。
判っているけど、自分の考える施工品質を目指すために無理を言ったこととか、全てが愛おしく素晴らしい日々だった。と思い返す時が来るだろう。
↑これさり気ないH鋼組み風景画像ですが、石場建て古民家を曳家するためにレールを取り付ける下段のH鋼を低くするため、わざわざ土間を掘ってます。
2021年前半はコロナ不況の煽りを受けて、43年間の曳家生活の中で、もっとも長く現場切れしました。
もう駄目だ。と廃業を考えて、妻と学生寮の管理人さんの面接を受けることも話し合いました。
そんな中で、日本中の苦境に喘ぐ職人さんたちに「あなただけじゃないですよ!」とエールを送る意味もあって、レギュラー出演させていただいている漫画「解体屋ゲン」で実名で、現場切れの辛さを漫画化して頂きました。
このエピソードの連載時に、出身地の「高知新聞」のインタビュー記事が掲載されたのですが。この記事が間違いでは無いのですが、悲惨極まりない内容で、銀行や知人から「大丈夫なのか?」と探りの電話が入る始末でした。
本当に、家族に恥をかかせました。
その後は、8月半ばから川崎市~軽井沢~埼玉県行田市~愛知県瀬戸市~浦和~千葉県茂原と現場も続いてようやく復調するのですが。
あれだけ受注に苦しんでいたのは何だったんだろう?と思うほど新規の問い合わせが続いています。
更に光栄なことにある社団法人の沈下修正工事に関わる土台揚げ沈下修正工法の推奨基準作りにお声かけ頂きまして、原稿を書かせていただいたり。
同業の若い親方さんから、お逢いしたいと連絡いただいたりの年末です。
社長業をやっていると色々ありますので、自分を元気つけるため何かが必要になります。まあ、1番は鯉なんでしょうが(((´∀`))ケラケラ。←わざと誤字です。
もうそんな年齢でもありませんので、最近はyoutubeで「レアカイル」さんの早着替えマジックのオーディション映像を視て元気をもらってます。
25歳のフランスからやってきた新人マジシャンのレアカイルが「革命」を起こしています。
最近 実際にお逢いして、印象に残った方のことですが、
建築業界でも「ウッドステーション」の塩地さんの大型パネル住宅という革命が起きてます。
この建築廃材を大幅に少なく出来て、高気密住宅の施工が容易になる工法と、それを実現させてゆく塩地さんの推進力は驚嘆すべきものです。
そして、解体業では狭小で困難な現場を得意とされる「創心建設」の高信社長。
「難しい現場で無いと価格競争になるから、難しい現場をなるべくやりたいんですよ」とほほ笑む姿は矢沢永吉さんです(笑)
お二人とも昭和35年生まれ。
自分と同じです。
いやー。自分も頑張らないとなー。
2月~3月と、ちょっと難しい現場やります!
本年もよろしくです。
ps
宮沢りえ「泥人魚」を観劇に行く道中に浅草フランス座のセットが組まれてました。
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