2017年11月14日 9:07

12月1日(金曜)千葉県で「沈下修正工法」に関するセミナーをします。

東日本大震災の後、液状化被害が多数出ました市川・浦安エリアで震災から7年近く経って、今だから判ってきたこと。

代表的な沈下修正工法を業者目線でそれぞれ解説

1、アンダーピニング工法

2、耐圧板工法

3、薬液注入工法

4、発泡ウレタン工法

5、サイドピニング工法

6、土台揚げ工法(プッシュッアップ工法、揚げ舞い工法)

の、それぞれのメリット、デメリット、そして適正価格。

東日本大震災直後の千葉県で何があったか?

悪のにわか業者の手口!!

浦安市・松崎市長(当時)に招聘されて田舎の高知県から出てきた曳家職人がどんなふうに見て驚いてきたか?をお話させていただきます。

千葉県建築士会市川・浦安支部さんの主宰ですが・・

一般の方も参加できます。

ぜひたくさんの皆さまが来てくださいますよう。よろしく御願いいたします。

◆曳家、家起こしセミナーin市川:12/1開催(他支部・一般参加可)

 311震災後の浦安市での傾斜家屋復旧の実態・裏話など

 主催:建築士会市川・浦安支部広報委員会 講師:曳家岡本岡本直也氏

 費用:無料 会場:全日警ホール(市川市)  [詳細][予約][残席]

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。