2018年7月3日 6:38

高知工科大学里山プロジェクト:古民家再生工事

広島県呉市で、くたくたになって高知県に帰って来ました。

高知工科大里山プロジェクトとして行われている古民家再生ですが。「沖野建築」沖野棟梁による根継ぎ、敷居の取り換えなども進みいよいよ据えつけ。

画像は着地前ですが・・昨日、据え付け完了しました。

山の中ですから余計でしょうが・・断続的に烈しい雨が降るので足元がぬかるんで、すべってこけないよう踏ん張っていましたので、ふくらはぎと足首がパンパンです(汗)

間もなく、東京に戻ります。足立区の延命時の据え付けをします。

時間と資材の輸送の段取りに追われる日々です。

 

ps

一昨日、長女が駅で気分が悪いらしく動けないでいたご高齢の女性のために駅員を呼びに行ったそうです。女性は感謝して「伊勢丹」で買っていらしたゼリーを1箱くださったそうです。親として嬉しいです。

ps2

曳家が語る 家の傾きを直す「沈下修正」ホントの話

4月に、主婦と生活社から出していただた「曳家が語る  家の傾きを直す 沈下修正 ホントの話」が近所の図書館(下知図書館)に置いてありました。顔なじみの図書館員の方に声をかけたら「ぜひサインして行ってください!」とご依頼いただいてサインをさせていただきました。周囲にいらした方たちが「えっ??誰?作家が来ているの?」みたいに遠巻きで見てくださっていて。きれいなお母さんとかに見栄を張れました(笑)                        でも翌日、イオン高知 宮脇書店に行くとやはり「高知市の岡本直也さんの本です!」と手書きPOPを書いてくださって平積みしてくださっていました。   レジに誰もいない隙に、ご挨拶をしたんですが「ああ・・そうですか。ありがとうございます」と流されてかなり恥ずかしい思いをしました。

もう2度と書店での挨拶はしない。と心に決まました。

やはり俺が村上春樹じゃないからだよな。もちろんチェルシー・ケインでも無いもんな(苦笑)とほほ。

ps3

そんなわけで・・有名人でも特別な職人さんでもありません。ただの真面目なおじさんです。どうぞお気軽にお問合せ御願いいたします。

 

 

 

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。