曳家岡本 東京滞在日記
錦糸町駅総武線ホームから見るスカイツリー。
3月7日から本日15日までセミナーと現地調査などを都内近郊でまとめてダダ~~ンとやってまいりました。
8日(金曜)は青森県の弘前城を曳家された山形県の曳家さん「我妻組」専務さん、ジオテック大向さん、そして、かつお親方。コーディネイトは地盤審査補償機構の三島さんとで曳家談義。こういう交流もお互いの刺激になりますよね。でも・・同じ田舎者同士かなーと思っていたけど・・やはり「我妻」さんメジャーです(笑)
9日(土曜)は神楽坂建築塾 「曳家塾 再生の技術」
東金の「海岸屋ふ~」代表の田中棟梁にお声かけいただいて登壇させていただきました。田中棟梁のような、ガチの棟梁に認めて頂くのは身の引き締まる想いです。
こちらには、一昨年からご面識いただいておりました、尾道の古民家再生および台湾の日式建築再生研究で著名な渡邉義孝先生も来てくださって「今まで現場を見せてもらって判ったつもりだったけど・・系統だてて聴くと気づきがたくさんありました」とメールくださいました。
10日(日曜)は成田市で「沈下修正各工法セミナー+土台揚げ深堀りver」
こちらは自分も在籍させていただいてます千葉県建築士会の主催!今回は印旛支部の鵜沢さんからの要望で追加60分いただいて「土台揚げ工法」での沈下修正工事を深堀りしました。
実際のところ、自分がやっている工法ですから、露骨に宣伝になるので、それはフェアで無いと、今まで割と流す程度にしか解説して来なかったんですが。
鵜沢さんから「現実的な施工金額で実施できるから」と敢えて「土台揚げ工法」を詳しく解説する。ご要望をいただきました。パワーポイントの作成までして頂きました。
この日はJIO日本住宅保証検査機構サービス部の小竹さんが、西山さんの薦めでわざわざ日曜出勤(?)で来てくださいまして・・「確かにアンダーピニング工事は自費では辛いですよね。それにしても土台揚げ工事にこんなにも情熱を注いでいる業者さんがいて驚きました」と感想いただきました。
う~~ん。情熱注いでいるか?は謎ですが・・真面目にやってます。
11日(月曜)は千葉県建築士会 松戸支部で今回は「曳家塾 再生の技術」
松戸支部には日本一美人カッコいいおばあちゃん、塚田工務店の京子姐御がいらっしゃるだけでなく・・60代のダンディモテ男山中工務店 山中専務もいらっしゃいます。山中さんは何度も来てくれているんで・・「同じ話聴いてもらってすみません」と云うと「いや。微妙に違うよね。今回は基礎ごとの曳家工法を初めて聴いた。為になるよね」と言ってくださいました。
12日(火曜)は午前中は、「人がやりたがらない難しい現場を専門に」解体工事をされている「創心建設」の高信社長に同行していただいて2社にご挨拶。渋谷駅から徒歩10分程度の解体予定現場の調査も含めてですが・・都会で働くプロフェッショナルのお姿を拝見して、そのスピード感や組立て方の凄さを学ばせていただきました。
夕方からは、JIOの西山さんにインスペクション業務をされている「さくら事務所」さんを訪問させて頂きました。
ヒューレットパッカード日本本社とその奥はリクシルさん。
猿江恩賜公園を上京時は犬のプリンを連れて散歩してます。
13日(水曜)は船橋で大家さん向け「傾いた家をどう直すか?」セミナー
主宰は(株)ユナイテッドファシリティーズ代表取締役の上野さん。上野さんは大家さんも含むの内装DIYの指導をされています。そしてゲストは主婦大家 なっちーさん。
自分ではあまり専門的になりすぎないように気をつけて、コンパクトにスパッと出来たつもりでしたが・・・大家業をされている皆さま方に有益な情報を提供できたか?色々と反省点や悔いの残ったセミナーです。
で・・昼間はJIOさんのの亀戸オフィスにも表敬訪問。すごく近所なん
ペコペコ。でも東京の大会社の人って威張らないですよね。
そして14日(木曜)は横浜近郊2か所で現地調査。
古民家ばかり仕事していると受注が安定しないんで・・築古住宅を頑張る!と営業頑張っているつもりなんですが・・やはり「曳家岡本」古民家のご相談が多いです。
こちらは1棟目のお家の土蔵です。
今回の東京滞在のラストは「解体屋ゲン」原作者の星野さんと。新宿で珈琲。
デジタル配信での売れ行きが好調だそうで、「登場人物」としても嬉しい限りです。
新潟のオーガニックスタジオの相模社長が愛読してくれていることをお伝えすると「やばいよ。やばい」とご心配されてました(笑)
星野先生と別れた後は、四谷三丁目の宝くじ売り場のそばにある「香港麺 新記」で仕事終わりの家内と合流。
海老ワンタン入り香港麺を久しぶりに食べました。
今回の東京滞在中は本当に本当にたくさんの方々に助けていただきました。
皆さんにお返しできるのは、真面目に良い仕事をすることだけですが・・御恩を忘れずに一生懸命やってゆきますので、どうぞよろしく御願いいたします。
※ここにご紹介できていないけど、色々とお時間いただいた全ての皆さまに感謝します。
コメントを残す