埼玉県行田市から、愛知県瀬戸市に沈下修正工事に向かいます。
多い時は1日に3回も利根川を渡って、群馬県側のホームセンターに通いました。
「今日は高知県人1、利根大堰に来たな(ふふふ)」とにやけます。
現場の方は、追加の工具を、千葉県いすみ市の倉庫に採りに行って、無事、ジャッキアップです。
↑真上から見ると、敷居や配管からどう逃げて組んでいるのか?
ごく一部の建築関係者には、よく判っていただけるはずです。
今回の現場は床下の作業環境が悪くて、堅田部長、宏くんには、苦労して貰いました。
「曳家岡本」冬の通勤ジャンパー完成!です。
ポイントは、光の当たり加減で見えたり見えなかったりするバックプリントの「不易流行」です!
実は、こちらの現場では普段行わないサービス工事もして写真も撮影してたんですが、堅田部長から「うちは曳家ですから、専門外は責任取れませんから掲載やめましょう」と言われたんで(笑)バッサリとカットです。
以下は、デルス・ウザーラ老人の独り言です。
コロナウイルスの感染者が減っておりますが、みなさんのご職業の景気はいかがでしょうか?
自分は今年、前半は本当に廃業しないといけないのか?と云うくらい苦しかったです。
それがここに来て、急激に依頼が増えて多忙になって来ました。
推察するに、コロナが落ち着いて、気になっていた改修工事をやろう。という気運が高まったのに、プラスして、コロナ不況で売りに出された中古住宅市場が動いていて、新たな買い主が既存のお家を直そうと動いているからです。
中には、安く購入した家ですから、安く直したい。と「安ければ安いだけ良いんです」と言ってこられた方もいます。
そういう方には、「うちは土台揚げ工法ですが、自分の考える最低限のハードルがあります。モルタルを使う、ジャッキをシングルで掛ける(基礎に大きな穴が開きます。後で詰めるにしても出来れば小さな穴の方が良いです)などなどしてゆけば手間が減りますから値段は下げられます。でも、うちはそうした工事はしたくないです」
すると、その「安ければ安いだけ良い」さんは、こう言います。
「いや。将来的にはアンダーピニング工法で、きちんと直すかも知れないんです。
この工事はあくまで暫定的なものになるかも知れないんです」
それは無いはずです。築40年以上で安く買って、そのお家に対して思い入れの無い方が、1000万円以上の沈下修正を行うとは思えません。
せめて弊社が、実直に直させていただいたお家に住んでいただきたいものです。
次は自分たちの育ったお家を丁寧に直したいから。と弊社にご相談いただきました愛知県瀬戸市のお家に伺います。
間もなく出発!
千葉県いすみ市の倉庫がある大原の、大原駅です。
高知県の土佐山田駅に似てます(笑)
行田市からだと片道渋滞無しで3時間半。1日で往復はきつかったです。
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