2023年8月12日 20:21

曳家岡本 新潟初上陸!いきなりブルース・ウィルス気分。


水戸黄門まつりを観ることも叶わないまま、水戸の現場が終わりました。


お施主さんのお子さまである、けんちゃん(小学5年生)は未知生物の発見をしたいと願っている素晴らしい少年です。
ウモッカを含め実在の可能性の高いUMA未知生物について先輩風を吹かせつつ。
大きくなってもし希望するなら、おじさんの所有する河童のミイラを譲渡する約束をしました。
けんちゃんは、河童のミイラを高額で購入するために稼がないといけません。
なので、この夏休みから勉強も頑張ります!別れ際には、約束を守る手紙をくれました。

さて、そんな感動の別れの後、おじさんたちは千葉県いすみ市にある倉庫で積み換えをして新潟県見附市に入りました。

まあ、自分もまずまずの老人になってきましたので。クリントイーストウッド先輩のような渋い老人を目指しているるのですが。
今回は床下も拡いし、サトウ工務店さんの現場だし(笑)床下のレベル測定を久しぶりに親方自らやりました。
ちなみにサトウ工務店 佐藤社長との初対面時も、どうせ仕事でご一緒することもないだろから。と呑気に河童のミイラの画像をお見せしたり Chromatics カッケーとか話してました。


↑これは既に、振り止めを取り外した状態です。


基準点を基礎天から200mm下がりに決めて廻してゆきました。


しかし!!おいなんてこった!!3割くらいの範囲はものすごく大量の配管が取り付けられています。


お仕事に使われるガスの配管も4段に亘ってあります。
もちろんこんな時には「蛇人間」宏くんに来てもらって計測してゆきます。


さらには、エアコンのドレン配管が土台の中を貫通して、しかもそれが床下に流し放しで、土間が広範囲に20mmほど、水が溜まっています。
思わず、「勘弁してくれよ」とブルース・ウィルス気分です。

ps
9月上旬まで燕三条駅近くのホテルに泊まってますので、お近くの方はお気軽にお声かけください。
お近くでない方もよろしくお願いいたします。
hikiyaokamoto@gmail.com

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能登半島地震で住宅被害に遭われた方へ

以下、実務者の立場から書かせていただきます。

  1. 液状化による地盤沈下を直す「沈下修正工事」と地震の横揺れで歪んだ建物を直す「家起こし(軸組補正工事)」は別ものです。

    水平を直すのみの工事と、垂直を直す、もしくは水平を直しながら併せ技で垂直も直してゆく工事です。

    おそらくは新潟県は沈下修正工事のみで可能です。石川県では家起こし、および座屈した柱の取り換えなども必要になると思います。

  2. 工事の着工時期についてですが。皆さま1日も早い修復を望まれていらっしゃいると存じます。しかし、地盤が充分な固さに戻るまでは施工出来ません。

    余震がこのまま収まったとして、おそらくは最低3月頭くらいまでは着工するべきではありません。

  3. にわか業者、悪質ブローカーにご注意ください。

    普段、ご縁が無い業種ですから唯一、判断できる金額のみで選ばれることもあるかとあります。

    家は安心して眠れる場所でなくてはなりません。

    歴史を背負っていない利益だけを考えている方と誠実な工事をされている業者を一緒にしないようしてください。